アドベンチャーバイクで行くソロキャンプツーリング ~九州編~
我が愛車CRF1000LアフリカツインでGWの四国ソロキャンプツーリング、夏の北海道ソロキャンプツーリングに引き続き、九州ソロキャンプツーリングに行ってきたのでレポートします。
今回のツーリングのコンセプトも”あまりお金をかけないでバイクとキャンプを最大限楽しむ!”といったコスパ重視の計画です。
【今回の走行ルート】
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- 10月20日 晴れ 神奈川(自宅) → 浜松渚園キャンプ場
今回は大阪からフェリーを使い北九州新門司に上陸します。
高速は使わず一般道で行くため、途中の浜松でキャンプします。
今日は自宅から道志みちを通って山中湖経由、御殿場経由で浜松の渚園キャンプ場まで。
10時ごろ自宅を出発し、キャンプ場には夕方に到着しました。
海風が強いですが、夕焼けが奇麗でした。
- 10月21日 晴れ 浜松渚園キャンプ場 → 大阪南港
17時発の名門大洋新門司行きフェリーに乗船するため、大阪南港を目指します。
基本的にお金をかけないことをコンセプトにしているので、通常は陸移動ができる場合はフェリーを使わないのが基本なのですが、名門大洋フェリーの”ぶんぶんフェリー”はバイカー向けのお得なパッケージで人とバイク込みで2等寝台が8.800円という格安料金で、高速代+ガソリン代よりも安いのでフェリーを利用することにしました。
手続きを終え乗船です。
早速お風呂に入り、夕食バイキング。
- 10月22日 晴れ 新門司港 → 長崎県民の森オートキャンプ場
早朝に九州上陸です。
本日は長崎にある県民の森オートキャンプ場を目指します。
途中、昼食に佐世保にある定食屋さん「丸万食堂」でちゃんぽんを食べました。
私はせっかく長崎に来たので定番のちゃんぽんを注文しましたが、お店おすすめはカツカレーらしく、隣の席のお客さんはカツカレーを注文していましたが運ばれてきたのは超大盛。
そのお客さんの目が点になってました。
大盛でなく並みでこれだけのボリューム、なるほどおすすめの理由に納得。
「調子に乗って大盛を頼まなくて良かった」と呟いてました。
夕方にキャンプ場に到着。
平日のせいか、周りには誰もいませんでした。森の中でたった一人で貸し切りです。
夕食は牛タンのネギ塩焼きとダイソーのメスティンで炊いたご飯に缶詰のイワシの缶詰を混ぜたものです。
- 10月23日 晴れ 長崎県民の森オートキャンプ場 → 雲仙 → 上天草諏訪公園キャンプ場
今日の目的地は、上天草にある諏訪公園キャンプ場です。
長崎から天草に行くには、当初有明海沿いの道路を考えていたのですが、地図を見てみると南島原市の口之津からから天草市の鬼池までフェリーがあるのを発見。
島原鉄道が運営するフェリーで30分なので陸移動よりもかなり時間短縮と疲労の軽減ができそうです。
ダイヤは45分に1本出ていて、料金は大人一人420円+バイク(750cc以上)1,190円でした。
キャンプ場に到着し、料金700円を支払い入場です。
一番奥に良さそうな場所が空いていたので、そこにテント張りました。
夕食の買出しに最寄りのコンビニまで。
今夜はもつ煮とホタテの炊き込みご飯です。
- 10月24日 晴れ 上天草諏訪公園キャンプ場 → 霧島高原国民休養地キャンプ場
キャンプ場から見る日の出です。
朝食を食べて本日の目的地である霧島高原に向けて出発です。
昼過ぎに霧島高原国民休養地キャンプ場に到着しました。
夕食の買出しと給油の後、キャンプ場内にある温泉に入りました。
露天風呂に入りましたが、自分以外には誰も入っていないため貸し切り状態でした。
今日の夕食は、黒毛和牛のプルコギとビビンバで晩酌です。
- 10月25日 曇りのち雨 霧島高原国民休養地キャンプ場 → 桜島 → 宮崎白浜キャンプ場
本日の天気予報は午前中から雨だったので雨が降る前に早めにテントを撤収し次の目的地に向かって出発です。
出発して間もなく予報通り雨が振り出し、今回のツーリングで初めて雨の中の走行です。
走行していると桜島が見えてきました。
取り合えず写真を一枚。晴れてたらもっと素晴らしい景色なんでしょうね。
雨脚が強くなり、途中の道の駅で弱まるまで少し休憩していたのですが、弱まる気配なさそうなので腹を括って再出発です。
このあとずっと雨が降り続いたのですが、止まってレインウエアを脱ぐのも面倒だったので昼ごはんも抜きで目的地まで一気に移動です。雨はやっぱりイヤだな~。
午後にキャンプ場に到着したのですが、雨はまだ止んでいません。予報では夕方には止むとのことでしたので、しばらく屋根のあるところで雨宿りです。しばらくすると予報通り雨が止んだのでテント設営しました。
翌朝、海から出てくる日の出がとても奇麗でした。
九州でのキャンプはここが最後です。
- 10月26日 晴れ 宮崎白浜キャンプ場 → 阿蘇草千里が浜 → やまなみハイウェイ → 別府
今日の目的地は阿蘇経由で別府温泉です。
阿蘇はちょうど1週間程前に噴火したようで、通行止めなど心配しましたが、予定していたルートには問題なさそうです。ただ阿蘇山の観光については草千里が浜まででその先は通行止めでした。
阿蘇の噴煙を見た後、やまなみハイウエイを通って本日の宿泊地であえる別府まで移動です。
本日の宿は、別府市街にある温泉宿です。外国人の方なども宿泊する格安の宿でテレビなどもありませんが、寝るだけなので十分でした。テントに比べたら室内というだけで十分快適でした。
- 10月27日 晴れ 別府 → 新門司
本日は九州最終日です。新門司からフェリーで大阪行きに乗船します。
別府から新門司までは大して距離はなく、出航も夕方なので時間は十分余裕あります。
朝はゆっくり目にチェックアウトして昼過ぎに新門司到着しました。
- 10月28日 晴れ 大阪南港 → 京都市
早朝にフェリーで大阪に到着したあと、実家のある京都まで移動し、本日はここで一泊。
- 10月29日 晴れ 京都市 → 石川千里浜なぎさドライブウエイ → 富山高岡雨晴キャンプ場
バイクで日本一周全都道府県を走破するため、自宅までの帰路は北陸経由にしました。
滋賀、福井を経由し、石川の千里浜なぎさドライブウエイに行きました。
車やバイクで砂浜を走れるのは日本で唯一ここだけです。
以前、車では走行したことがありますが、バイクで走行するのは初めてです。
砂浜は濡れていて固く踏みしめられているのでバイクでも大丈夫と喜び勇んで入っていったのですが写真を取ろうとバイクを止めたらサイドスタンドが海側のためバイクが傾きすぎてスタンドが砂浜にめり込み倒れそう。Uターンして逆側にしようと思ったのも束の間、なんとフカフカの砂だまりにフロントタイヤをとられて転倒。
フルパニアフル積載のクソ重いアフリカツインは起こそうにもびくともせず、荷物をすべて降ろそうかどうか迷っていたら、横を通りかかった車のご夫婦が助けて下さいました。
あの時は大変ありがとうございました。本当に助かりました。
バイクを起こしたあと、無事慎重にUターンし写真パチリ。
夕方、本日の宿泊地である富山県高岡市にある雨晴キャンプ場に到着。
ここのキャンプ場は市が管理していて、夏場の海水浴シーズンは有料なのですが、オフシーズンは無料とのこと。トイレも綺麗でおすすめのキャンプ場です。
ネットでここのキャンプ場を調べると、怪しげな人がいるなどという情報もありましたが、特に問題ありませんでした。
ただ、無料ということでこの時期は管理者もいないので買い出しなどでテントを空けるのも心配だったので、買い出しなどは事前にしておいたほうがいいかもしれません。
私もこの日はお風呂はなし、夕食も常備していた米と缶詰で済ませました。
- 10月29日 晴れ 富山高岡雨晴キャンプ場 → 岐阜 → 長野 → 山梨 → 自宅(神奈川)
本日はツーリング最終日です。
岐阜の飛騨から長野の木曽に抜ける国道361号線を走行していくと右手に御嶽山が見えてきます。山頂はすでに積雪が見られ圧巻の景色でした。
この後茅野を抜けて国道20号線で山梨経由で自宅の神奈川に戻りました。
これで九州+α(北陸)キャンプツーリングのレポートは終了です。
【日程】
10/20~10/30 10泊11日
<宿泊内訳>
フェリー:2泊
キャンプ場:6泊
ドミトリー:1泊
実家:1泊
【走行距離】
自宅~大阪南港(静岡経由):500km
九州一周:1130km
大阪南港~自宅(北陸経由):780km
全走行距離:2410km
【費用】
ガソリン代:17,500円 (22km/L 160円/Lで計算)
フェリー代:17,600 (大阪南港~新門司港(往復):8,800円 × 2)
キャンプ場代:4,570円
宿泊代(ホテル、ドミトリー):2,300円
食事代:約15,000円くらい?
計:57,000円くらい
※10泊11日で6万円は確実に切ったと思います。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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