キャンプツーリングを始めよう! ~キャンプツーリングに必要なものまとめ~
ツーリングの醍醐味、実際にバイクでツーリングに行ったことがある人は十分にその楽しさを十分にご存じのことでしょう。
日常の喧騒から逃れ、非日常を好きなバイクとともに堪能することの良さは言葉ではなかなか言い表せないものがありますよね。
また近頃はキャンプもブームになっていますが、キャンプもツーリングと同じように非日常を味わえる最高のレクリエーションですね。
そこで、その両方を同時に味わえるのが”キャンプツーリング”なんです。
この記事ではキャンプツーリングに行くために必要なものについてまとめたいと思います。
1.必ず必要なもの
2.あった方が良いもの
3.あると快適なもの
4.持ち物リスト
1.必ず必要なもの
【バイク】
まずはこれがないと何も始まりません。
まずはバイクを持ってない人はバイクを買うことから始めましょう。
(免許がない人は免許取得からですね)
バイクを買うと一言でいっても世の中には色々なバイクがありますよね。
排気量、タイプ、国産車、輸入車などの種類や新車にするか中古車にするかなど。
そもそもバイクが好きな人は自分の好みのバイクを購入すると思いますし、その延長上でキャンプツーリングに出掛けるということは一般的だと思います。
でもキャンプが好き、それもソロで自由気ままに気軽にキャンプしたいという方なら、その手段としてバイクは最適な道具になってくれることは間違いないはずです。
そこからバイクに目覚めるという人も逆にいるのではないでしょうか。
では、どんなバイクを買えばいいのか?
決して新車や値段の高いバイクである必要はないのです。
大排気量のバイクでなくてもいいし、自動二輪の免許がないなら原付やスクーターでもいいと思います。
要は、普通に走ることが出来て、ある程度の荷物が積めるならなんだってOK。
最寄りのバイク中古車店で買うもよし、近頃はフリマサイトやジモティーなどで格安で手に入れることも可能でしょう。
今までバイクを日常の足としてしか見ていなかった人もキャンプツーリングに出掛ければその日からあなたのバイクは立派な相棒であり頼れるキャンプギアになりますよ。
【ヘルメット、グローブなどの安全装備】
バイクを運転するのにこちらも欠かせないものです。
ヘルメット値段もピンキリ、タイプもフルフェースやジェット型など色々な種類があります。所有するバイクに合わせてタイプや色を選ぶと良いと思います。
購入する場所はネット通販などでも購入出来ますが、初めて買う場合はサイズ感など難しいので現物を被ってみて自分に合ったサイズを選びましょう。
バイク用品店やホームセンターなどでも安く売ってます。
また、ヘルメットには安全規格があるので、大事な頭部を守るためにも規格を通ったものを選んでおけば間違いなしです。
【テント】
バイクの次にキャンプツーリングに欠かせないものだと思います。
学生のころにテントを持たずに寝袋だけでツーリングに行ったことがありますが、治安からも好ましくない上にもしもの雨風をしのぐためには是非テントは持参したほうがいいです。
最近は通販でも価格の安いものも色々売ってますし、フリマサイトなどでも格安で手に入れることも出来ますね。
テントを選ぶ際には、ソロキャンプツーリングなら2~3人用を買っておけば中に荷物を置く場所も確保出来るので間違いないと思います。
テントは必要な荷物の中でも容積を最も占める道具になるので、少し値段が高くなっても同じような容量や機能なら軽いものを選ぶといいかと思います。
【シュラフ】
次に必要なものはシュラフです。
キャンプで夜寝るためには欠かせない必需品ですね。
こちらもテントと同様に荷物の容積を占める上に、機能性が大きく快適なキャンプになるかどうかを大きく左右する道具です。
シュラフには形と中綿の種類があります。
形は封筒型やマミー型がありますが、バイクツーリングの場合はマミー型をお勧めします。
封筒型は荷物がかさばりやすく、保温性の観点からもマミー型のほうが優れていると思います。
中綿の種類としては、大きく分けてダウンと化繊の2種類ありますが、収納したときの大きさや軽さ、保温性は優れています。ただし、濡れには弱く洗濯にも注意が必要なのと値段が高いというデメリットがあります。
一方で、化繊はダウンより大きく重くなるますが、濡れには強くメンテナンスは楽で値段もお手頃です。
ここは季節やバイクの積載能力によりどちらを選ぶか分かれるところですね。
以上がキャンプツーリングで寝泊りするために最低限必要な道具になります。
食事などはコンビニで買った出来合いのものでも良ければこれだけ揃えればキャンプツーリングに出掛けることは出来ますね。
でも、もっと快適にキャンプを楽しみたい、自分で料理もしてキャンプの醍醐味を味わいたいという場合は調理道具なども必要になります。
そこで、次はあった方が良いものについて紹介します。
2.あった方が良いもの
【バーナー】
好きなものを作って食べたい、温かいものを食べたいという場合に必要になります。
キャンプツーリングであれば、コンパクトで軽量なシングルバーナーが良いでしょう。
シングルバーナーには使用する燃料のタイプが色々ありますが、おすすめはカセットボンベを使うタイプです。カセットボンベなら日本全国、コンビニなどどこでも手に入るので荷物が増えずに済みます。
中でもイワタニのジュニアバーナーは私のおすすめです。
シングルバーナーは色々使いましたが、一番使い勝手が良かったのはジュニアバーナーでした。
フリマサイトなどでもシングルバーナーは安く買えますが、火力が安定しなかったりモノによっては危険なものもありますので、結局は買い直しするはめになることを考えると、最初から信頼できるメーカーのものを買ったほうが絶対良いです。
【クッカー】
バーナーとセットでお湯を沸かしたり食材を加熱するのに必要になります。
アルミ製のものが軽くて熱効率がいいので主流ですね。
100円ショップなどで単品で売ってますし、ネット通販などでいくつかのサイズがセットになっているものもなどもお手頃価格で売られています。
小さめのフライパンと大小2つのサイズの蓋つきクッカーセットがあれば十分事足りるかと思います。
【照明器具】
明かりがないところで食事したり作業したりする場合に照明が必要です。
ヘッドライトは両手が自由になるのと、手元が明るくなるので大変便利です。
ヘッドライトだけでも最悪何とかなりますが、ランタンがあるとキャンプらしさがグンと増しますね。
ランタンは電池式のものがバイクツーリングでは便利です。現在はLEDが主流なので小さくて長時間使えるのが良いですね。 最近では明かりが白色だけでなく、暖色や炎を再現したようなものも安く売られています。
【収納バッグ】
キャンプに必要な道具や小物をバイクに積載するためには収納バッグが必要になります。
バイクにトップケースやパニアケースを装着している場合はそこに格納すれば一番簡単ですが、そうでない場合はバッグに荷物を収納してリアキャリアかタンデムシートに搭載することになります。
雨天時を考慮して出来れば防水タイプのバッグが安心ですが、わざわざ購入しなくても持っているバッグをゴミ用の大きめのポリ袋に入れるのでも十分大丈夫です。
次に必需品ではないけれど、あるとキャンプがグンと書いて快適になるものを紹介しておきます。
3.あると快適なもの
【タープ】
夏場は日除けにもなりますし、雨の日は雨除けにもなりあると快適です。
雨の日は先にタープを張ってからその下にテント設営すると設営や撤収がかなり楽になります。
タープには長方形、正方形、六角形と色んな形のものがありますが、ソロキャンプなら1辺が3mぐらいの正方形タイプが軽量コンパクトで色んな使い方が出来るので便利です。
【グランドシート】
なくても何とかなりますが、あると色々使えて便利です。
寒い季節には地面からの冷気を緩和してくれますし、テントの底面が結露した際に泥などの汚れが付くのを防いでくれます。
見た目はイマイチですが、ホームセンターなどで売っているブルーシートでも値段が安い割には十分活用できると思います。
選ぶ時の注意点としてはテントの底面サイズより少し小さめを選ぶようにしましょう。テントよりも大きいサイズだと、大雨の際にブルーシートに雨水が溜まりテントの底面から水が侵入してきます。
【テーブル】
無くても何とかなります。
でも食事の際に地面に置くよりもテーブルがあると格段に食事は食べやすいです。
折りたたみ式が一つあると便利です。
最近は高さが10~15センチぐらいの折りたたみ式のアルミのテーブルをよく見かけますが、個人的には高さが40センチくらいの折りたたみ方が使い勝手はかなり良いと思います。
【チェア】
こちらも無くても何とかなりますが、あれば地面に直接座らなくてもよいので快適です。
積載性を優先した背もたれのないパイプタイプのものから、快適性を優先した背もたれ付きの折りたたみ式など、色々なタイプがあるので状況に合わせて選ぶのが良いでしょう。
【コット】
コットとはキャンプ用のベッドです。
キャンプツーリングを始めたころは銀マットを使っていましたが、寝心地がイマイチであまり熟睡できませんでした。しかし、コットを購入してからは快適に寝れるようになりました。
銀マットよりも値段も張り重量も多少増えますが、快眠を求める方で積載に余裕があるなら是非ともオススメしたい道具です。
個人的には睡眠不足で翌日バイクを運転することを考えたら必需品に入れたいものの一つです。
【保冷バッグ】
食材などの買出し時にあると便利です。
スーパーで肉や飲み物を買って、保冷用の氷と一緒に入れておけば食材が傷むこともなく、飲み物も冷たいまま飲めます。夏場は必需品になりますね。
ソフトタイプのクーラーバッグが折りたためて小さくなるのでオススメです。
100均でも売ってるので使い捨て感覚なら安くていいと思います。
【焚き火台】
焚き火はキャンプの醍醐味の一つです。
直火が禁止のところが多いので焚き火をしたい方は必須アイテムになります。
揺れる炎を眺めているだけで心が癒されますね。
4.持ち物リスト
以上がキャンプツーリングに必要な持ち物です。
実際にこれらの道具でキャンプツーリングに行ったときのレポートも記事にしています。
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