アドベンチャーバイクで行くソロキャンプツーリング ~四国・山陰編~
我が愛車CRF1000Lアフリカツインを購入して10か月、初めての四国ソロキャンプツーリングに行ってきたのでレポートします。
今回のツーリングのコンセプトは、”あまりお金をかけないでバイクとキャンプを最大限楽しむ!”といったコスパ重視の計画です。
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- 4月30日 晴れ
自宅がある神奈川県から四国までの移動 約600kmは高速道路の深夜割引(通常料金▲30%割引)を使います。安さだけを重視するなら一般道に敵いませんが、ここは限りある休みを考慮して高速道路を使用。
出発予定時間より早めに目が覚めたので、深夜割引の適用になる4時前までは1時間くらい余裕があるため、最寄りインターより先まで一般道で走行。
4時前に厚木インターから東名高速に乗り四国に向けて走行。
まだ空は暗いがアフリカツインでの高速走行はとても快適。
<四国までの移動手段>
ガソリン代 ※燃費22km/L、 レギュラー\140/Lで計算 | 高速道路料金 ※厚木IC~鳴門IC | フェリー料金 ※東京~徳島 東九フェリー 2等+バイク | 費用総額 | 時間 | |
高速道路 (深夜割引利用) | 約4,000円 | 9,070円 | ー | 13,070円 | 約6時間 |
高速道路 (割引なし) | 約4,000円 | 13,640円 | ー | 17,640円 | ↑ |
一般道 | 約4,000円 | ー | ー | 4,000円 | 12時間 以上 |
フェリー(参考) | ー | ー | 25,190円 | 25,190円 | 18時間 |
淡路島を通過し、お昼ごろに四国に上陸。
本日の野営地は、グーグル先生で周辺の無料キャンプ場を検索し、徳島県阿波市の宮川内ダム公園に決定。
現地に到着したがまだ時間が早いせいか誰もいない。不安になったので道路向かい側にある道の駅の従業員の方にキャンプ可能か聞いたところ、誰も管理していないので、自己責任でどうぞとのこと。
取り合えず問題なさそうなので好きな場所にテント設営しました。
時間がまだ早いのでキャンプ場から3.5kmぐらいのところにある温泉施設”天然温泉御所の郷”に行くことにした。
風呂あがりに昼食のうどんを食べました。おいしかった(^^)
その後、近くのスーパーに夕食の買い出しに行き、キャンプ場に戻るとテントがいくつか張られていました。
バイカーも2台ほどいらっしゃいました。
夕方でこの時期はまだ空は明るいですが、テントの寝床の準備と夕食の準備にかかります。
今回、初めて寝床にはマットでなくコットを購入して持ってきました。
これまでキャンプではあまりよく寝れませんでしたが、コットの威力絶大ですごく快適に寝ることができました。
買って正解です!
夕食後は同じバイカーでキャンプしていたCBR1100XX SuperBlackbirdさんSV650さんと酒を飲みながらツーリング話に花を咲かせました。その後テントに戻り焚火で1/fのゆらぎを満喫後、就寝。
- 5月1日 曇りのち嵐?
朝起きると天気は曇り。予報では午後くらいから雨の予報とのこと。出発間際でパラパラと雨が降り出したのでレインウエアを着てから出発。
今日の野営目的地は四国カルスト。
途中で雨が降ったりやんだりで、晴れてきたからレインウエアを脱ぐと、天気が急変し大雨。急いでバイクを停められる場所を探しレインウエアを装着し走行。その後また晴れてきたのでレインウエアを脱いだらまた急変。そんなことを何度か繰り返した。天気の神様は私に何か恨みでもあるのかと本気で思った。
ようやく四国カルストに到着したが雨だけでなく、暴風のうえ霧で何も見えず、おまけに雹まで降ってきた。
山頂の売店も営業しておらず、ここでキャンプはちょっとキツイので野営目的地を変更することにした。
幸いまだ日没まで時間あったので、四万十市まで行くことにした。
四万十市に着いたころには陽が傾いていたがまだ暗くはなっていなかったのでグーグル先生で周辺の無料キャンプ場を検索し、四万十川キャンプ場に決めた。
テント設営後、市街にある温泉施設で疲れを取った後、スーパーで買い出しし酒を飲みながら夕食。
今日は悪天候で疲れたので早めに就寝。
- 5月2日 晴れ 時々 雨
今日は朝食後に早々に出発し、四万十川の佐田沈下橋を見に行った。
まだ早い時間だったせいか、人もほとんどいなかった。
もう少し時間が遅いと結構な観光客がおとずれ、橋を渡るのも一苦労とのことでした。
その後、足摺岬を回って、四国の最西端である佐多岬からフェリーで九州に渡ることした。
途中、道の駅にバイク停めて休憩しようとバイクを背にトイレに向かおうとしたところ、後ろから「ガシャーン!!」と不吉な音。振り返るとなんと愛車アフリカツインが倒れてるではないか。
何が起こったのか一瞬気が動転して分からなかったが、すぐに理解できた。
犯人は風でした。この日は風が非常に強く、その横風をくらってサイドスタンドで停めていたバイクが倒されたのでした。
まさか200㎏以上もあるバイクが風で倒されるとは想像もしていませんでした。
おそらく、フルパニアで風を受ける面積が大きかったのと、サイドスタンドに付けていた接地面を広げるためのプレートのせいでバイクの傾きが立ち過ぎていたことが原因のようでした。
フル積載のバイクを起こそうと奮闘していたところ、なかなか起こせない状況を見て近くを通りかかった年配のご夫婦が起こすのを手伝って下さいました。大変ありがとうございました。助かりました。
バイクを起こした後、車両をチェックしたところ、アルミパニアケースが変形していました。
蓋がしまるように工具を駆使し、何とか力任せで修正しましたが、買ったばかりだったのでショック大です。(T_T)
その後気を取り直して、佐多岬に向かいました。
あ、因みにサイドスタンドのプレートはその場で外したのは言うまでもありません。
しばらく走るとまた雨が降ってきました。バイクが倒れたショックで昼食を食べていないことを思い出したので、途中の道の駅で雨宿りついでに昼食。
刺身定食800円。安いのにボリュームもあり美味かった。
その後佐多岬から無事フェリーに乗り、大分の三崎港へ着いた時には真っ暗でした。
その夜はキャンプは諦め、別府でカプセルホテルに宿泊。
- 5月3日 晴れ
本日は関門トンネルを通って山口県下関市の角島大橋を見に行きました。
この橋は菅田将暉が出演していたトヨタ「カローラツーリング」のコマーシャルをはじめ、これまで多くの自動車のコマーシャルのロケ地に使われてきたようです。
実際に現地に到着すると、結構観光客が来ていました。
日本らしからぬどこか海外の光景のようで、エメラルドグリーンの海にかかる橋が圧巻の景色でした。
一見の価値ありです。
橋を後にし、本日の野営地へ。
島根県に石見海浜公園という無料キャンプ場があり、良さそうなのでそこを目的地に向かいました。
キャンプ場に到着すると整備されたキャンプ場で人気がありそうでしたが、ファミリーキャンパーが多く非常に混雑していたのと、バイク乗り入れ不可で駐車場からテントサイトまで結構離れていたことから、ここでキャンプするのは諦めました。
次に目指したのが、そこから100㎞ほど離れた出雲市にある平田森林公園というキャンプ場。
地元の人向けのローカルな雰囲気のキャンプ場でしたが、こちらの方がバイクのソロキャンパーには合ってそうだったのでここでキャンプすることしました。
テント設営後、近くの市街地にある温泉で入浴し、帰りにスーパーで夕食の買い出しをしてキャンプ場に戻りました。
戻ってきたころには辺りは真っ暗でした。
キャンプツーリングはここまでです。
翌日は実家のある京都まで走行し、実家で一泊した翌日に深夜割引がきく早朝4時前に京都東ICから高速に乗り神奈川まで帰りました。
【日程】
4/30~5/5 5泊6日
<宿泊内訳>
無料キャンプ場:3泊
カプセルホテル:1泊
実家:1泊
【費用】
ガソリン代:16,000円
四国までの高速代:9,070円
フェリー代:3,720円
宿泊代(カプセルホテル):3,300円
食事代:約10,000円くらい?
その他(温泉代等):2,000円くらい?
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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