はじめてのバイクユーザー車検 アフリカツインユーザー車検体験レポート
愛車アフリカツイン(CRF1000L)を購入して早2年、車検期限が1カ月後に近づいてきました。車に関してはユーザー車検は何度か経験ありますが、バイクについては経験なし。ディーラーに依頼するか自分でユーザー車検で通すかどちらにしようか迷った結果、費用が安く済むことと経験を積めることからユーザー車検にトライしてきたのでレポートします。
当日までの準備
①インターネット予約システムで予約
車検有効期限の1カ月前から検査を受けることができます。また車検を受けたい日の2週間前からインターネット予約システム(以下リンク参照)で予約することができます。
/https://www.reserve.naltec.go.jp/
車検証を確認しながら必要事項を入力を完了するとシステムからメールが送られてきます。
昨今では車検証にQRコードがついていて、それを読み込むと自動的に車両の情報が反映されるようになっています。
注意点としては、検査で不適合となった場合に当日再検査が3回まで可能なので、万が一引っかかった場合のことも考慮して午前中の早い時間で予約することをお勧めします。
②バイクの整備、定期点検整備記録簿の記入
定期点検整備記録簿に従い、バイクのメンテナンスをします。
特にブレーキパッドやタイヤの摩耗が規定値以下だと車検が通らないので注意が必要です。
また、灯火類、ホーンが正常に作動しているか確認します。
その他、劣化している部品などがあればこの機会に交換しておくと良いでしょう。
私の場合、バッテリーが2年経過していて少し弱っている感じだったので今回新品に交換しました。
③書類の準備
◆自動車検査証
車検証のことです。
◆軽自動車納税証明書
毎年4月ごろに送付されてくるので忘れずに納付しましょう。
注意点としては、普通自動車などはインターネットなどで納付した場合なども考慮して証明書が何年か前から不要になりましたが、二輪車は電子化されていないために車検がある年は証明書に受領印をもらえる方法で支払いましょう。私は今回それを知らなくて、当日に市役所まで往復して証明書をもらってきました。(-_-;)
◆自賠責保険証明書
事前に加入もできますが、当日陸運局内にある代書屋で加入できるので、次の車検までの加入をしておきましょう。
◆定期点検整備記録書
④その他
バイク固有の準備として、ヘッドライトが2眼の場合、光軸検査のために片側を目隠しする必要があります。
二輪車はいまだにハイビームで検査するので、ロービームを目隠しします。そのためロービームを隠すための紙とテープを用意しました。
検査当日
時間に余裕をもって陸運局へ向かいます。
持ち物は書類一式ともしものために工具類、ヘッドランプ目隠し用の紙とテープぐらいです。これらの荷物を入れておくのと検査中はヘルメットを被らないのでそれを入れるためにトップケースを付けて行きました。検査中に書類なんかも収納できるので、トップケースがあるととても便利でした。因みにトップケースを付けていても検査上は特に問題ありませんでした。
①受付
ユーザー車検受付窓口においてある申請書類をもらって必要事項を記入します。
重量税と手数料を支払い証紙を書類に貼付します。
それを受付に提出したところ、バイクの場合は納税証明書が必要とのこと。
え、車は必要なかったのに何故?と思ったのですが、先ほども書いたように軽自動車税は納税関係が電子化されていないため証明書が必要みたいで後程取りに行くことにしました。とりあえず検査だけはできるので検査ラインにバイクで並びます。
②検査
検査項目は以下です。
◆検査員による外観検査
灯火類、ホーンが正常かどうか、違法改造の有無などをチェック
◆排気ガスの検査
プローブと呼ばれる検査装置をマフラーに挿入し、排ガス濃度を測定
◆ブレーキ、スピードメーター、ヘッドランプ検査
スピードの検査は前輪か後輪のどちらで検知しているかをボタンで選択します。
自分のバイクがどっちなのか事前に確認しておきましょう。
アフリカツインは後輪で検知しているので後輪ボタンを押します。
次にヘッドランプの種類(1眼、2眼)を選びます。
アフリカツインは2眼なので2眼を選択したのですが、ロービームを隠しているので1眼でよかったみたいです。
ここは間違えたみたいですがそのままで特に問題はありませんでした。
あとは電光掲示板とアナウンスが流れるのでその指示に従ってバイクを動かします。
ブレーキ検査は特に問題なかったのですが、ヘッドライト検査がNGです。
購入時から何もいじってないのになんで?と思ったのですが、光軸検査はバイクのユーザー車検の鬼門のようでNGとなる確率が結構高いようです。
私の前の方なども結構な確率でNGでした。
尚、先にも述べたように3回までは再検査可能ということなので、ここは2回目に確実に通すために近くの予備検査場に持ち込み光軸調整をお願いしました。
バイクショップなのか個人なのか聞かれたので個人と答えると、費用2,200円でした。
バイクショップだと値段が安いのかな?
その後再度検査ラインへ移動し、再検査⇒ヘッドライトのボタンを選択し、何とか合格。
ホッとしました。
その後市役所まで往復し納税証明書(車検用は無料)を入手し陸運局の受付に書類一式を提出し、無事新しい車検証をゲットしました。
まとめ
車のユーザー車検は何度か経験ありますが、バイクは初めてでした。費用は重量税や手数料、自賠責などの法定費用がおよそ15,000円程度と今回光軸調整で民間の予備検査場で支払った2,200円と合わせても2万円以下で済みました。ディーラーに依頼すると安くても3万円くらいは取られるのでやって良かったと思います。
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